2014年から始まったNISA、2024年から岸田内閣時代の肝入り政策の一つで始まった新NISA制度。米国トランプ大統領による2025年4月9日相互関税発動によりダウや日経平均株価も乱高下が続いており、長期積み立てにて利益が得られるとされるNISAや新NISA制度を今から始めるべきなのか？NISAや2024年から始まった新NISAから始めた方は「本当に利益がでるのか？」と疑問に思っている方も多くいるかと思います。今回はNISAと新NISAで損益が出た場合に確定申告や損益の繰越、他の利益との相殺ができるのかなど説明しますので参考にしてください
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NISAと新NISAの違いについて
NISA（少額投資非課税制度）は、2014年1月に日本でスタートしました。この制度は、イギリスのISA（Individual Savings Account）をモデルにしたもので、投資で得られる利益を非課税にする仕組みです。2024年からは新しい新NISA制度が導入され、非課税期間の恒久化や年間投資枠の拡大など、さらに使いやすくなっています
| 項目 | 旧NISA（2023年まで） | 新NISA（2024年～） |
|---|---|---|
| 制度の有効期間 | 有（～2042年まで） | 無期限（恒久制度） |
| 非課税保有期間 | 最大5年（つみたては20年） | 無期限 |
| 年間の投資枠 | 一般NISA：120万円／年 | 最大360万円／年 |
| トータルの非課税限度額 | 一般NISA：600万円 | 1,800万円（うち成長投資枠1,200万円） |
| 併用 | できない（一般 or つみたて） | 併用可能（2階建て構造） |
| 投資対象の自由度 | 比較的自由 | 成長投資枠：株式・ETFなどOK、つみたて枠：長期向きの投信など |
新NISAの2階建て構造とは？
新NISAには「2つの投資枠（つみたて投資枠、成長投資枠）」があります
① つみたて投資枠（年間120万円）
- 対象：長期投資に適した低コストな投資信託など
- 対象商品は金融庁が基準を定めており、リスクが分散されたものが中心
② 成長投資枠（年間240万円）
- 対象：個別株・ETF・一部の投資信託など
- より自由な投資が可能。ただしハイリスクな商品もある
損益が出た場合は確定申告できるのか？
一般口座・特定口座であれば「損益通算」「繰越控除」が可能ですが、NISAでは一切できません。よってNISA口座、新NISA口座で損失が出ても、「他の口座の利益と相殺して税金を減らす」ことはできないため、確定申告をしても意味がありません（還付は受けられません）
NISAや新NISAは今やるべきか
米国トランプ大統領の相互関税発動で現在株価や為替の先行きがとても不安定な状況で乱高下も続いています。いくら長期的な目線で少額から始めるにしても、現況では安定的な見通しもないためもう少し株価や為替動向が落ち着いた頃合いを見て少額から始めてみれば良いかと思います
手数料、リスク、長期分散積立の重要性を理解し、元本保証もなく、価格が上下（リスク）します。NISAや新NISAをしたからといって必ず長期的に利益がでるとは限りませんので、全ては自己判断で初心者の方は少額（最悪なくなっても良い覚悟の金額）から始めるようにしましょう
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免税事業者と課税事業者では利益が異なりますので、これから創業される方はインボイス制度（適格請求書発行事業者）に登録するのか含め事前に計画した方が良いと思います。
その他、インボイス制度に関すること、課税事業者と免税事業者に関するブログは下記も参考にしてください。
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・自分の考えや意見を客観的立場で聞いてもらい意見がほしい
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